映画「海辺の生と死」は島尾敏雄の小説「死の棘」に敏雄の妻である島尾ミホの小説「海辺の生と死」等を混ぜ合わせたもののようです。

 

人間の生と死について深く考えさせられる作品となっていますね♪



「海辺の生と死」結末までネタバレ解説!

それでは『海辺の生と死』のあらすじから紹介していき、ネタバレとしてラストの結末までみていきましょう!

合わせて感想も書いていきたいと思います♪

 

昭和19年12月奄美カゲロウ島(加計呂麻島がモデルになっています)。

そこで国民学校の先生として働いている大平トエ(満島ひかり)は新しく駐屯してきた海軍特攻艇隊長朔中尉(永山絢斗)と出会います。

 

朔が兵隊の教育用に本を借りたいとやってきたのが切っ掛けで二人は知りあい互いに惹かれていくようになります。

二人逢瀬を重ね合い互いの気持ちをぶつけ合いますが、その熱い気持ちに比例してか時間の経過と共に敵襲は酷くなっていき、沖縄は陥落してしまい、ついには広島に新型の爆弾が落とされてしまったのでした。

 

特攻艇隊長だった朔にもついに出撃命令が下ってしまったのでした。

母の遺品の喪服を着て、短刀を懐に入れたトエは家を飛び出し朔といつも会っていたいつもの浜辺へと駆け出していくのでした。

 

浜辺にいるトエの元にやってきた朔。

ただ抱き合う二人、やがて朔は時が来たとトエに伝え浜辺を去っていきます。

 

別れを告げられたトエは朔の出撃を見届けてから持っていた短刀で自決しようと考えていました。

しかし夜が明けても一向に朔が出撃する様子はありません。

 

トエは手榴弾で集団自決しようとしていた島のみんなの無事が気になり島の中心に向かって皆を呼びながら走りました。

島の人々は死ぬことなく無事でした。

 

その日は8月15日、戦争が終結を向かえた日だったのです。

日常に戻ったトエの元に朔の部下だった大坪がやってきます。

 

大坪も戦争が終わったため故郷に帰るところでした。

大坪からもらった手紙は朔からのもので手紙には一言「元気デス」と書かれていたのでした。

 

以上が「海辺の生と死」のあらすじ ネタバレでした!

ここが良かった!「海辺の生と死」評価

全く予備知識なしで見たのですがまさかの戦時中の作品ということで少し戸惑いながら見ていましたが、そういった時代背景だからこそ人の気持ちを熱くさせ燃え上がらせてしまうのでしょうね!!

 

朔はお国のために命をかけるという強い意思で出撃の指令を待ちます。

トエはただいつまでも朔と一緒にいたいと願うのでした!

 

ここまで美しい愛の形はないだろうと言っても過言ではないほど素晴らしいものでした♪

秀逸なのは主演の満島ひかりさん!

ドラマ「カルテット」が好きだったのでずっと見ていました♪

 

満島ひかりさんはこのドラマにも出演されていて個性的な役を難なくこなす姿に良い女優さんだとずっと思っていましたね。

 

彼女の映画やドラマでの活躍は言わずもがな、本作でも立派にこなしていましたね。

彼女の演技だけでも見る価値はありますよ!

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「海辺の生と死」観賞後に今思うこと

戦時中の苦しい背景にもかかわらず沖縄の加計呂麻島の景色の美しさは見とれる程で朔とトエの苦しい境遇も一瞬忘れてしまいそうでした!

 

後は島特有のゆっくりした時間が流れているということが伝わってきますよね。

その中で見せる男女の愛の物語なのでより際立ったのかもしれません。

 

本作は島尾敏雄さんと島尾ミホさんの実話になりますので大方のラストは予想できたのですが、やはり最後は二人は2度と会えないのではとか朔は死んでしまったのでは等と単純に思ってみたりしましたが、ふと我に帰り「ああ 原作書いてる人達か」と思い直したりとなかなか楽しく見ることができたと思います♪

 

お国のために死ぬ覚悟のある朔と朔がいなくなるなら生きている意味がないと自害する覚悟のあったトエ。

この時代ならではの強い愛にただ感嘆させられたのが素直な感想です!!

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