2008年に公開された映画「おくりびと」。

誰にも必ず訪れる最期の時、それを見送る納棺師という職業をテーマにおくりびととして働く主人公の葛藤や成長を描いた作品です。

 

第86回アカデミー賞外国語映画賞を獲得した作品になっています。

それでは簡単にあらすじを紹介しましょう。



映画「おくりびと」ラストまでのあらすじ紹介!


プロのチェロ奏者の山下大悟(本木雅弘)は東京の楽団に所属していましたが経営破綻により楽団は解散してしまいます。

無職になってしまった大悟は妻の美香(広末涼子)を連れて実家の山形に帰ることにしました。

 

実家のある山形には2年前に他界した大悟の母が残してくれた一軒家があります。

大悟の母は喫茶店を営んでいましたが大悟の父親が店のウェイトレスと駆け落ちしていなくなったのを境に喫茶店を居酒屋に替え一人で切り盛りし大悟を育て上げてくれたのです。

 

山形に戻った大悟は早速就職活動を開始します。

新聞広告で見つけた「旅のお手伝い」という文字に広告代理店と思い面接に向かう大悟。

 

社長の佐々木(山崎努)はろくに履歴書も見ないで大悟を採用します。

実はその会社旅は旅でも死出の旅の手伝いをする仕事だったのです!

 

大悟は後ろめたさから妻には冠婚葬祭の仕事としか言えず妻には結婚式場で働くと勘違いされてしまうのです。

現場デビューし散々な目に会いながらも佐々木の仕事振りを見て大悟の心境も少しずつ変わっていきます。

 

納棺師の仕事も悪くないと思い始め、そして亡くなったご遺体とご遺族が育んできた愛情を垣間見る事ができるこの「おくりびと」の仕事に大悟は魅力を感じるようになってきたのでした。

 

周りの反対に大悟はどうするのか!?

映画「おくりびと」ラスト結末までネタバレ解説!

おくりびとの仕事に魅力を感じていく大悟とは反対に同級生で大悟の友人の山下(杉本哲太)からは「もっとましな仕事を」と言われ、ついには妻美香にもおくりびとの仕事がバレてしまいます。

 

美香は猛反対をし仕事を辞めるように大悟に迫ります。

しかしおくりびとの仕事の素晴らしさを知ってしまった大悟は美香の要求を呑む事ができません。

 

美香は怒って実家に帰ってしまいました。

それでも大悟は佐々木の元でおくりびとの修行に励みます。

 

大悟の気持ちを知らない美香は再び戻ってきて自らの妊娠を報告、子供のためにも仕事を辞めるように再び懇願してきたのです。

 

そんなやり取りが続くなか一報がありました。

馴染みの銭湯の主ツヤ子(吉行和子)が亡くなってしまったのです。

 

通夜の席で大悟は納棺師としての務めを立派に果たします。

その姿を見て山下も美香も自らの偏見を反省し、山下は大悟と和解し美香は仕事を辞めろとは言わなくなるようになったのです。

 

その後訃報が大悟の家に入ります。

母親と大悟を捨てた父親が老人ホームで亡くなったという報せです。

 

父親に対して蟠りのあった大悟でしたが美香の勧めもあり出かけることにしました。

そこで父親との思い出のある石を見つけ、父親が自分を思ってくれたことを知り、納棺師として大悟は父親を送り出すのでした。

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映画「おくりびと」の感想!納棺師(おくりびと)の仕事について考える…

人として最期を向かえた時に悲しんでいるご遺族に何ができるのか、悲しいけれども出来れば笑って送り出してあげたいというのが心情でしょう。

 

その希望を叶えてくれる納棺師という職業にスポットを当てたのが本作「おくりびと」です。

私も本作を見るまでは美香や山下のような偏見めいたものがあったかもしれません。

 

しかし「おくりびと」を見て、出来るだけ綺麗に素敵に周りが笑って送り出してあげれるような環境を真剣に取り組んでいる様を見て、そんな考えはなくなってしまいました。

 

とても立派な職業ですよね!

大悟を通して納棺師というもののリアルを伝えようとする心が伝わってきました!

 

大悟役の本木雅弘さんは原作を読んで感銘を受けたようで本木さん自らが映画化できるように原作者に頼みにいったようです。

 

実際本木さんは実際の納棺師の方に話を聞きに行き、納棺のトレーニングを受けるなど徹底的な役作りを行ったそうです。

 

そういった熱い思いが作品の中にギッシリと詰まっていて見ごたえのある作品に仕上がっています。

本作はアカデミー賞を受賞しましたが実際海外での評価も高く、私個人としても納得で老若男女たくさんの人に見てほしい作品だと思いましたね♪

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